ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

有朋自遠方来

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(写真1 友人のスミスと)
無類のステーキ好き
 アメリカ人の友人が訪ねてきてくれた。孔子が言うようにとてもうれしいこと。
 同じ業界に身を置いていたこともあって、もう30年以上にもなるか、長いつき合いが続いている。お互いに往来して、年に一、二度会ってきたか、断然アメリカで会うことの方が多いが、彼も年に一度は日本に来てくれている。
 とても顔の広い男で、しかも面倒見がよくて私の海外での活動を少なからず助けてくれた。国際的なキャリアは彼によるところが少なくないと思っている。
 歳が同じだったから馬が合ったのだが、聞けばこのたびリタイアしたという。すでに社長職は譲っていて、このたびオーナーの座も降りたらしい。
 それで時間ができたせいかどうかはわからないが、今回は世界一周の旅の途次立ち寄ったとのこと。デトロイトを発ってロンドン-パリ-バンコックと回って東京に寄り、帰国するということだった。世界一周チケットはビジネスクラスで1万ドルだったとのこと。なかなか優雅なことである。
 リタイア組同士ということで話が弾んだが、会食はハマで行った。銀座のステーキハウスだが、彼はシーフードは好まず、ここのステーキが大好物で、これが食べたくて東京に寄っているのではないかというほど。
 なかなか高級なステーキハウスなのだが、とにかく旨い。肉は軟らかいし、味わい深い。アメリカのエイジングビーフ(現地ではaged beefエイジド ビーフと言う=熟成肉)と比べてどうかと尋ねたら比べものにならないと即答した。実際、私も同意見だ。
 ここのところ共通する友人知人にリタイアするものが多くて、やはり話はそういうところに落ち着いた。

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(写真2 ハマのステーキ。これは焼く前のテンダーロイン)