ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

NYの中心マンハッタン

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(写真1 ニューヨークの中心五番街の通り)
世界無二の魅力的な街
 ニューヨークは、マンハッタンのほかクイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、スタテンアイランの5つの行政区で構成されているが、マンハッタンがニューヨークの中心であって、一般的にニューヨークと言えばマンハッタンを指すことが少なくないようだ。
 東をイーストリバー、西をハドソン川で囲まれたマンハッタン島にあって、南北に細長い。なお、人口は山手線の内側とほぼ同じらしい。
 街路はわかりやすくて、ほぼ碁盤の目状になっている。南北に長い通りをアヴェニューと呼び、最も東側の1番から西へと2番3番と並んでいる。日本語では街と訳されるのが一般的である。もっとも、三番街と五番街の間には、レキシントン・アヴェニューやパーク・アヴェニュー、マディソン・アヴェニューなどとナンバリングによらない街路も含まれている。なお、蛇足かも知れないが、パーク・アヴェニューをパーク街と呼ぶことはないように思われる。
  また、東西の通りは34th St.などのように、ストリートは南から北へとナンバリングされている。日本語では丁目と訳されるのが一般的で、北に行くと100丁目を超す番地も見られる。また、ストリートは、5番街から東をイースト、西をウエストと呼んで区分している。だから、7番街と西34丁目の角は有名パートのメイシーズと誰にでもわかるようになっている。

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(写真2 マンハッタンのオアシスセントラルパーク)
 マンハッタンで北部を占めているのはセントラルパーク。東西には5番街から8番街、南北には59丁目から110丁目に及び、極めて広大。狭いマンハッタンでよくぞこれほどの公園を確保したものだと感心する。ざっとマンハッタンの十分の一にも達するのではないか。
  マンハッタンは、南からロウアー・マンハッタン、ミッドタウン、アップタウンなどと呼称されている。もちろん、この間にはグリニッチ・ヴィレッジやチェルシー、グラマシーなどという地域がある。
 ニューヨークの交通機関は、南北に走るのは地下鉄で、東西を結ぶのはバスと理解できるようだ。地下鉄はおびただしいほどの路線数があってとても使い勝手がいい。地下鉄も、行き先表示には必ずダウンタウンとかアップタウンなどとまずは大きな方向が明示されているから、ともかく北へ向かうか、南へ行くかの判断には困らない。
 ニューヨークの最大の景観は摩天楼であろう。50階を超す超高層ビルがずらり並んでいる景色は、ニューヨークの豊かさの特徴でもある。
  泊まったホテルがミッドタウンにあったから、まさしく摩天楼のまっただ中で、部屋の窓から外をのぞいても、ビルの谷間にかろうじて空がうかがえるような状況だった。
 それでも、マンハッタンは世界に二つとない魅力的な街であることに変わりはない。

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(写真3 ホテルの客室から見たミッドタウンの様子)