ABABA’s ノート

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第10回白堊芸術祭盛大に

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(写真1 盛況の展覧会場の模様)

同窓会の展覧会

 神田神保町の文房堂ギャラリーで開かれている。
 白堊芸術祭とは、高校時代の在京同窓会が主催する展覧会で、今年が10回目。
 今回は75人の出展者から100点を超す出品があって大変な盛会となった。
 出展者は昭和20年卒の大先輩から61年卒の中堅までその差40年を超す幅広い年代層に渡った。
 また、出展ジャンルも水彩、陶芸、書、油彩、写真、織物、五行歌、パステル画、バーチャルペインター、水墨画、短歌、鎌倉彫、クロッキー、グラフィックデザイン、彫刻、アクリル画、イラスト、空間アートなどと実に多彩。
 出展は、プロであるかアマチュアであるかを問わず、割合としてはアマチュアの方が多いようだったが、プロの作品の隣にアマチュアの作品を並べて展示してもらえるのも同窓会らしくていいところ。
  もっとも、アマチュアの作品の中にも、いわゆる玄人はだしというべきものがあって感心した。特に近年、趣味の充実がライフスタイルの中心ともなってきているせいか、実に多彩な趣味人の集まりという印象が強かった。
 中には、毎年続けて見てきていると、技術の向上、主題の明確さといったものがうかがわれる人が何人もいて、気軽に出品できる同窓会の展覧会の良さもあるようだった。
 また、会場には同窓生が次々と訪れていて、旧交を温めるサロンともなっていたから、これはこれで芸術祭開催の一つの大きな意義ともなっている様子だった。
 私も参加していて、今年は写真を3点出品した。写真を特別に習ったこともなくて、ただシャッターを押しているだけのことだが、それでも写真は嫌いではなくて、毎日の散歩にカメラの携帯を忘れたことはないし、旅行は随分と多い方だろうし、ブログへの掲載のためもあって年間3千枚ほども撮っている。
 もっとも、この頃はデジタル時代だから、枚数を写すことにストレスはなくて、フィルム時代には考えられなかった枚数の写真を写している。しかしそれでいい写真が増えたかというとそういうことはまったくないようで、ただシャッターを押しているだけの写真にいいものは少ないようだ。
 まあ、入選を競う展覧会ではないから、これはこれでいいのだろう。それに、こういう展覧会に出品して、率直な批評を浴びることも大事なことなのだろうと思っている。それが刺激になっていい写真を撮ろうとするようになるかもしれないし。