ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

白堊芸術際

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(写真1 盛況の会場風景)
同窓生による多彩な出品
  昨日12日から神田神保町の文房堂ギャラリーで開かれている。高校時代の同窓会の主催で、母校の校舎が創立時から現在まで4代続けて白かったので白堊校と称している。
  出展は61人106点に上り、今年は9回目だが年々参加者が増えてきており、極めて盛大。
 絵画も油彩、水彩、パステル、水墨画とあり、書や陶芸、彫刻、鎌倉彫、写真からペーパークラフト、タペストリー、さらには短歌や五行歌などと広範で、また、期間中には文学講座や朗読会まで開催される多彩さ。
 初日の昨日会場を訪れたら、次々と同窓生が見学に来ていて、芸術鑑賞を楽しむ傍ら、同窓生が交流するサロンになっていて大変賑やか。
 出品はプロアマを問わないのだが、アマの作品にこそ趣味の域を超えた達者ぶりがあって面白かった。

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(写真2 及川昭伍作「木の葉天目茶碗」)
 特に私が注目したのは、玄人はだしということでは、及川昭伍さんの陶芸「木の葉天目茶碗」。ベテランの技が発揮されていたし、ご自身満足されていたのではないか。また、絵画では西村和明さんの油彩「火を熾す少女」がよかった。もっともこれらは素人というよりもすでに玄人の域に達しているのだろうが。
 私も出展していて、「私が見た東日本大震災この5年」と題する組み写真を出品した。2011年の3.11から毎年三陸を訪れて取材してきた写真で構成したもので、組み写真はA4パネル9枚。震災直後から被災の様子や復興の状況を6年間にわたって追いかけてきたもの。
 この間、撮影した写真は3千枚にも及び、これを数点に絞ることは至難のことでもあったが、一般の新聞やテレビの報道とは違った、できるだけ自分の視点を大事にすることを心掛けたし、何よりも今年が満5年という節目を刻んでおきたかった。

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(写真3 自分の作品を前に筆者)