ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

那覇の食

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(写真1 海ぶどう。沖縄ではよく出てくる)
独特の食文化がうれしい
 このたびの沖縄出張では那覇に2泊した。つまり、夕食も2回だけのことだが、印象深かった那覇の食について書いておこう。旅の楽しみの一つは、訪れたその土地土地の食べ物をいただけることだが、中でも沖縄は食に独特の文化がある。
 特にこういう場合は地元の方がご一緒していただけるとありがたい。そういうことでこの夜は沖縄料理を食べさせてくれる店に連れて行ってもらった。
 初めに、海ぶどう。小さなつぶつぶがブドウの房のようについている。海藻である。酢に浸けて食べる。特に味はないが、さっぱりしている。お通しみたいなものだが、沖縄では決まって出てくる。

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(写真2 ラフテー。豚の角煮である。これも沖縄料理の定番)
 次にラフテー。豚の角煮である。角煮というが白い色をしている。いかにも沖縄料理という感じで、軟らかいし脂っこさはまるでない。
 こういう料理には酒はいかにも泡盛が合う。焼酎に比べ40度などと度が強いが、さっぱりしていてこれが飲みやすい。地元の方によれば、泡盛には悪酔いが少ないのだそうで、二日酔いにもならないとか。もちろん、どれほど飲んでもということではないだろうが。
 続いて、トウモロコシの天ぷら、ゴーヤチャンプルなどと出てきて、いかにも沖縄料理らしく盛り上がる。
 イカスミのそばも珍しい。焼きそば風である。パスタにはイカスミをまぶしたものがあるが、これは麺にイカスミが練り込んであって、麺そのものが真っ黒い。ただ、これもくどさはない。
 ゴーヤチャンプルも苦いが、豆腐と和えた苦菜というのも、その名の通り苦かった。ただ、こういうものも口が変わって食も酒も進む。口が変わるといえば、シマラッキョウもそうか。
 とにかく沖縄料理には普段食べ慣れていない珍しいものが多くて、食べていて飽きない。それに独自の食文化を感じる。
 私には好き嫌いというものがないから、どこの郷土料理だろうと旨い旨いといって箸を出すので、案内してくれた方も喜んで下さる。特にこの店はごく普通に地元の人たちが通う居酒屋のようで、観光客がいないのも落ち着けて良かった。

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(写真3 イカスミそば。麺そのものが真っ黒い)