ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

成蔵(なりくら)

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(写真1 地下にある店舗の入口の様子。開店30分前だがすでに長い列ができている)
行列のできるとんかつ屋
 JR山手線・西武新宿線高田馬場駅戸山口から徒歩1分。
 とんかつ好きの友人三人が誘い合って出かけた。評判の店で、平日のランチタイムだったのだが、11時の開店を前に10時15分に着いたらすでに先着が1名いた。そして開店30分前になったら列は50人ほどに伸びていた。
 開店時刻の少し前に案内されてビルの地下にある店に入ると、そこはカウンター6席、テーブル12席の洒落た空間。とんかつ屋とは思えないほど落ち着いた雰囲気。
 メニューを吟味して、幸い、三人の注文はそれぞれに分かれた。一人がシャ豚ブリアンで、残る二人は黒豚ロース、岩中豚ロース。3人ともとんかつはロースに限るという好みの持ち主ばかりだが、一人が評判のヒレに回ってくれた。

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(写真2 人気のシャ豚ブリアン。ヒレ肉である)
 まずはシャ豚ブリアン。この店の人気メニューである。牛肉のシャトーブリアンにかけて、洒落てネーミングしたものであろうが、ヒレの中でもごくわずかの部位しかない希少な肉。ヒレだから当然ながら塊になっていて、1個が子供のげんこつほどの大きさ。
 黒豚ロースと岩中豚は外見上はほとんど見分けがつかない。150グラムだが手応えのある大きさ。黒豚はポピュラーだが、岩中豚は岩手県産の豚肉であるらしい。
 揚げ方は三つとも同じようで、きつね色。低温でじっくりと揚げたものであろう。衣がべとつかず、かといって飛び散るほどにぱりぱりともしていない。
 私が頼んだのが黒豚のロースだったのだが、せっかくだから三人でそれぞれに分け合っていただいた。
 ヒレの柔らかいことはともかく、ロースもそれぞれに柔らかい。肉の旨味が最大限に引き出されているという印象だ。
 ここから先は好みのことだが、私には岩中豚が最もおいしいように思えた。そうしたら、全員が異口同音で、岩中豚には旨味に個性があるように思われた。

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(写真3 これは黒豚ロース)