ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

神田古本まつり

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(写真1 まるで古書の回廊のような靖国通り)
靖国通りが古書の回廊に
 今年も神田古本まつりが神田神保町の古書店街で開催されている。毎年秋の読書週間に合わせて行われていて、今年は57回目とのこと。世界でも有数の古書店街を擁し今年の参加規模は約100店舗から延べ100万冊の出品とか。間違いなくわが国最大の古本市だろう。
 会場は、靖国通りの南側と岩波界隈、それに駿台下の古書会館。靖国通りには軒を並べる古書店と向かい合うように延々と屋台が組まれていて、まるで古書の回廊のようだ。
 なお、靖国通りで古書店はなぜ南側にばかり並んでいるかは自明のことだが、これは日差しを背にしたいから。北側ではまともに太陽を浴びて本が焼けてしまうので嫌われる。まったく本屋が北側にないわけではないが。

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(写真2 岩波界隈の様子)
 この日は平日だったのだが、それなりの人出で賑わっていた。ただ、どうだろう、すずらん通りに面した三省堂の裏側などの棚は今年はなかった。
 ほぼ毎年通っているから要領はわかっていて、ざっと流してみて歩いた。本好きのこと、猫が鰹節の山に首を突っ込んだようなもの、精査してみて歩いていると切りがない。それにこれ以上本が増えると、小さな書斎のこと、にっちもさっちもいかなくなってしまう。
 漫然と見て歩いていると時間ばかり食うし、この日は地図に焦点を絞って探してみた。ただ、この点に関しては空振りで、実際に購入したのはポケミス1冊だけ。古いもので、30数年前の刊行のもの。新進の女流作家のダガー賞受賞作とあって手に取った。300円だった。