ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

秋の木の実

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(写真1 まるで宝石のような美しいハナミズキの実)
なぜ赤い実が多いか
 秋がどんどん進んできた。例年よりも早いように感じられるがどうだろうか。夏が暑かった分ことさらにそう思うのかも知れない。
 散策していると、いろんな種類の木の実を見つけることができる。
 断然多いのは赤く小さな実だ。何で木の実には赤いものが多いのだろうかと思うほどだ。イイギリやナンテン、千両、万両、サンゴジュなどとあって見分けもつかない。一般的には小鳥の目につきやすいようにと思われるが、ところが、これらの実は逆に小鳥についばまれもせずにいつまでも付いている。
 素人考えだが、これは実が堅いからではないか。あるいは小鳥は赤い色が嫌いか、はたまた赤の識別が苦手なのかも知れない。まったく根拠はないが。
 赤い実で比較的大きなものはハナミズキ。パチンコ玉大より少し小さいくらい。3粒や4粒がひとかたまりにくっついていて、色はやや紅がかっていて鮮やか。光沢もある。4月下旬頃に花を咲かせていたハナミズキが今頃実をつけているわけだ。

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(写真2 角張って形が面白いマユミの実)
 形の面白いのはマユミ(真弓)。まるで豆菓子のように小さく角張っている。枝にぶら下がっているのが特徴で、色は薄紅や薄い黄土色。近所の古老の方の話によると、昔はよく見かける樹木だったがこの頃では珍しいと。よくしなるので弓の材料にしたところからこの名が付いたらしい。
  葉の色ずくのの早いのは楓類か。大木だが、モミジバフウ(アメリカフウ)が特にそうで、近所の公園でも赤く色づき始めていて、同時に、実が一面に落ちている。殻は透かし彫りのような形をしていて、イガイガしてとても固い。なお、調べてわかったが、カエデとフウは種類が違うそうである。

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(写真3 イガイガした透かし彫りのような殻をしたモミジバフウの実)