(写真1=路傍に咲いていて、うっかり踏みつぶしそうになる。名前はわからないがそれにしても可憐だ)
名も知らぬ可憐な花
暦の上では立秋も過ぎて、さすがにこの頃は朝夕だけは幾分涼しくなってきた。日中はまさしく猛暑ではあるが。それでも朝夕の散歩は欠かさない。できるだけ涼しいうちにと、朝は5時頃、夕方も5時頃に家を出る。
散歩の楽しみの一つは花を見つけて歩くこと。ただ、この頃はさすがに木に咲く花は少なくて、目は足下に向かう。そうすると、普段は気にもとめていなかったような、野草や雑草の花の可憐な美しさに思わずハッとする。
(写真2=これはオシロイバナだろうか。夕方に咲くので夕化粧の名もある。近づくと香りがある。あちこちに咲いていて野草・雑草というよりも園芸種のようなポピュラーさだ)
よく見ると、これらの花々には、一重のような単純な形、色も単色に近いものが少なくないようだ。それが野草、雑草たるゆえんか。
ただ、残念なことに、花の名前がほとんどわからない。木に咲く花ならば、樹影や葉の形などからして多少はわかるものもあるのだが、野草・雑草のたぐいは普段気にしていなかったこともあってなおさら名前を知らない。
図鑑やウエブサイトなどで調べてみるのだが、種類が多いし、似たようなものが多くてなかなか特定できないことが多い。
これからはもう少し足下にも注意をはらって歩くこととしよう。
(写真3=似たような花が多くて特定しにくいが、これはノギギクか、あるいはヒマワリの一種か。キバナコスモスにも似ているが、いかにも夏に強そうな花だ)