ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

真夏を呼ぶ花

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(写真1=ノーゼンカズラの花

夏告花
 夏告花。このような言葉遣いはないのだろうが、夏の到来を強く感じさせる花は誰しもあるのではないか。
 それは、人それぞれなのであろうし、ヒマワリという人も多いに違いない。私もそうだが、ただ、私の場合、ノーゼンカズラの花を見ると夏を感じる。子供の頃からそうで、これは家の庭にノーゼンカズラの花が咲き誇っていたからかもしれない。
 蔓性の枝にラッパの形をした橙色の花をいっぱいにつけたノーゼンカズラは美しいし華やかでもある。ノーゼンカズラの花の色が夏の暑さにも負けないということもあるのかもしれない。ただ、花はぽたぽたと散るから忌み嫌う人もいるに違いない。

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(写真2=ムクゲの花)

 秋になっても咲いていて花期が長いがムクゲはやっぱり夏の花。花は単純だが、次々と花を咲かせているから途切れることがない。朝花が咲いて夕方には散ると言われてきたが、そうでもなく、数日は咲いているのではないか。竹箒を逆さまにしたような枝振りだからわかりやすい。花はフヨウにも似ているが、フヨウは花がやや大きくこの先8月くらいから咲く。

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(写真3=サルスベリの花)

 サルスベリも夏に強い。百日紅の名がある通り花期が長く、夏の暑い間中咲いている。幹がつるつるしていて、猿も滑るからこの名がついいたらしいが、実際、この皮がむけたような幹を見るとサルベリは間違いようがない。花は房のようになっていて、ピンクが多いが希に白色もある。
 もう一つ、タチアオイも私にとっては夏を感じさせる花。これも子供の頃からそうで、あるいはタチアオイは梅雨時の花と言う人も多いだろうが、わたしには夏の花というイメージが強い。空に向かってまっすぐに伸び、次々と花を咲かせるからやはり夏に強いのであろう。かつては白やピンクなどと単純な花色だったが、この頃は様々な色が増えていてたいそう華やかになっているが、これは品種改良が進んだからかもしれない。