ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

02 岬と灯台

本州最北端下北半島大間崎

(写真1 大間崎の沖合600メートルの小島弁天島に建つ大間埼灯台)本州-北海道最短距離 田名部にあるむつバスターミナルから下北交通バスで下北半島を北上していくと約1時間30分で目指す大間崎に到着した。9月3日。 バスを降りると、土産物屋などが…

葛登支岬灯台をついに踏破

(写真1 灯火を灯し始めたばかりの葛登支岬灯台)函館湾の入口を照らす 函館で大間からのフェリーを下りてちょっと強行軍だったがその足で葛登支岬へ向かった。函館のフェリーターミナルは幸い五稜郭駅が最寄り駅で、フェリーが遅れたこともあって函館駅ま…

津軽海峡を渡る

(写真1 大間フェリーターミナルで出港準備中の津軽海峡フェリー大函丸)大間~函館をフェリーで 前夜泊まった八戸から大湊線、下北交通バスなどを利用して下北半島をひたすら北上、大間からフェリーに乗り津軽海峡を渡った。 かつては津軽海峡はそれこそ渡…

霧多布岬は今日も霧

(写真1 今日も霧が立ちこめた霧多布岬)深い情感の岬 道東の岬めぐり。納沙布岬からは花咲岬を訪ねた。ところが、いくら探しても灯台が見当たらない。カーナビにも出てこない。かつて一度訪れたことがあったのだが、情けないことに道順を忘れてしまったら…

納沙布岬霧にむせぶ

(写真1 霧にむせぶような納沙布岬灯台)日本最東端の岬 岬好きにとって難敵は、雨でも風でもなく雪でもない。それは霧で、それも薄くかかる分には幻想的でさえあって風情があるのだが、深い霧になってしまうとすべてを閉ざしてしまってはなはだ困る。何日…

知床半島と羅臼

(写真1 峠を越えていったら羅臼の街が雲海に沈んでいた。遠く横たわる黒い島影が国後島であろうか)望郷の思いも雲海に沈む 念願の知床岬を探訪したあとは峠を越えて羅臼に泊まった。 知床岬航路が発着するウトロ港に向けて、岬の付け根にあたる斜里からオ…

知床岬へついに

(写真1 知床岬の突端。平坦な台地上になっており、後背の高台に灯台がのぞいている)海路訪ねる ついに知床岬をこの目で見た。船上から眺めただけだが圧倒的感動だった。岬好きとしてはどうしても訪ねたい岬なのである。 踏破したとはいかないところがやや…

銚子電鉄で行く犬吠埼灯台

(写真1 波浪が岩礁に砕け散る犬吠埼灯台。南側から見た風景)魅力満点第一等の灯台 犬吠埼-何と詩的な響きであろうか。 犬吠埼には銚子電鉄で向かった。6月5日。銚子駅から18分、犬吠駅下車。しゃれた駅舎。銚子電鉄の名物ぬれ煎餅のほのかな香りが漂…

旅情誘う足摺岬

(写真1 台風に直撃され激浪に洗われる足摺岬)岬と灯台のある風景 選 数多い日本の岬の中でも旅情の強い足摺岬。言葉の響きからしてロマンティックだ。 高知県南西部土佐清水市にあり、四国最南端に位置する。土佐くろしお鉄道中村駅からバスで約1時間4…

ペシ岬のカフェの窓辺

(写真1 ペシ岬のカフェの窓辺)岬と灯台のある風景 選 激しく旅情を感じさせるシーンというものがある。 ペシ岬のカフェの窓辺がそうで、どうしようもない寂寥感と、そして矛盾するようだが幸福感に包まれた。 ペシ岬とは、船で利尻島に入ってくると出迎え…

早春の塩屋崎へ

(写真1 岬の北側、薄磯海岸から見た塩屋埼灯台)東日本大震災で被災した灯台 塩屋崎を訪ねた。東日本大震災からちょうど6年。塩屋埼灯台は大型灯台としては唯一であろう被災し一時灯りが消えた灯台である。 岬は福島県の南部、いわき市にある。3月9日。…

日本最西端の岬与那国島西崎

(写真1 与那国島西崎に建つ西埼灯台)岬と灯台のある風景 選 与那国島には、前夜泊まった波照間島からいったん石垣島に戻り、飛行機を乗り継いで向かった。八重山列島は石垣島が中心となっている。 与那国島は周囲27.5キロと波照間島に比べはるかに大き…

日本最南端の岬波照間島高那崎

(写真1 波照間島に建つ「日本最南端の碑」)岬と灯台のある風景 選 波照間島へは、那覇から石垣島を経由して向かった。石垣島からは双発のプロペラ機で20分だった。 波照間島は(一般の日本人が住んでいるという意味で)日本最南端の島で、東西6キロ、…

断崖に建ち太平洋を照らす御前埼灯台

(写真1 朝日が昇り始めた御前埼灯台)岬と灯台のある風景 選 地図を眺めていてここには灯台が必要だろうなと誰しもが思うのが御前埼灯台だろう。駿河湾と遠州灘を分かつように太平洋に鋭く突き出ている御前崎の突端に建っている。 急峻な断崖の上にあり、…

風が強く豪快な風景の襟裳岬

(写真1 灯台から見た襟裳岬の突端。岩礁が沖合に連なっている)岬と灯台のある風景 選 日高山脈が太平洋に鋭く突き出た襟裳岬。海岸段丘が絶壁となっており、岬の突端は岩礁が沖合数十メートルにまで点々と連なっている。座標は北緯41度55分33秒、東…

四角形が珍しくも美しい安乗埼灯台

(写真1 安乗崎の突端に建つ方形の真っ白な安乗埼灯台)岬と灯台のある風景 選 志摩半島的矢湾入口を遮るように伸びている安乗崎(あのりざき)の突端に建つ白堊の安乗埼灯台。灯塔は四角形をしており美しくも非常に珍しい。 周囲は伊勢志摩国立公園となっ…

辺戸岬(国頭郡国頭村)

(写真1=辺戸岬の突端に建つ祖国復帰闘争碑)激浪の沖縄本島最北端 沖縄本島ぐるり岬めぐり。 那覇に到着して初日に本島南端の喜屋武岬、最西端の残波岬を回った後は、1日置いて3日目には最北端の辺戸岬(へどみさき)を訪ねた。 この日は朝からあいにくの…

残波岬(中頭郡読谷村)

(写真1=東シナ海に面し岬の突端に建つ残波岬灯台)延々と続く雄大な景観 沖縄本島ぐるり岬めぐり。 南端の喜屋武岬からは次に最西端にある残波岬へ向かった。 途中、摩文仁の丘にある平和祈念公園に寄った。ここで、おびただしいほどの戦没者名が刻まれた…

喜屋武岬(糸満市)

(写真1=喜屋武岬に建つ喜屋武埼灯台)沖縄本島南端 沖縄本島ぐるり岬めぐり。 初めに訪れたのが喜屋武岬。那覇空港に着いたその足でレンタカーで向かった。 北東から南西へと細長く横たわるようにある沖縄本島にあって空港は西端に近く、南端に位置する岬…

利尻島ペシ岬と鴛泊灯台

(写真1 利尻島のペシ岬と鴛泊灯台。奥に見える島影は礼文島)日本の岬と灯台 選 礼文島から船で向かうと鴛泊(おしどまり)港の入口に突き出てある。利尻富士町所在。独特の形状をした魅力ある風景となっている。利尻山を中心に円錐形のような形をした島の…

礼文島スコトン岬

(写真1 礼文島のスコトン岬)日本の岬と灯台 選 日本の最北限と称される礼文島のスコトン岬。海上すぐ先に見えるのは海驢島(とどしま)。2009年10月14日撮影。北海道礼文町。座標は北緯45度27分49秒、東経140度58分38秒である。なお…

ノシャップ岬と稚内灯台

(写真1 海上から望見したノシャップ岬と稚内灯台)日本の岬と灯台 選 ノシャップ岬と稚内灯台である。北海道稚内市。2009年10月13日、礼文島に向かう船上から見た。 灯台の高さは地上から灯台頂部までが約43メートル、水面から灯火までが約42…

暑中お見舞い申し上げます

(写真1=利尻島のペシ岬にあるカフェの窓辺。ペシ岬は独特の形をした魅力ある岬で、深い旅情が漂う)利尻島ペシ岬のカフェの窓辺で 8月16日は夏休みのため記事の更新は行いません(ページトップの写真は挨拶状に添付したカットのつもりです)。

暑中お見舞い申し上げます

(写真1=行き止まりの終着駅の情緒が漂う留萌本線増毛駅と背後の木立の中に白い増毛灯台。駅と灯台が一つのショットに収まっている珍しい風景)留萌本線増毛駅と増毛灯台 8月12日は夏休みのため記事の更新は行いません(ページトップの写真は挨拶状に添…

遼東半島の先端老鉄山灯台

(写真1=灯台から黄渤海を望む)渤海と黄海との分界線 このたびの大連滞在中には遼東半島の突端に出かけた。 遼東半島とは、中国遼寧省の南部、渤海と黄海を分かつように突き出ていて、山東半島と対置している。かつて、満州国があった時代、日本が関東州…

伊王島灯台(長崎市)

(写真1=長崎港入港を照らす伊王島灯台) 西洋の佇まいを見せる長崎港への玄関灯 野母崎からの帰途、伊王島に寄った。 伊王島は、長崎から南西に鋭く突き出た長崎半島の中程あたり、長崎港への入港を塞ぐように細く鋭く突き出た先端にあたる。このあたり、…

樺島灯台と野母崎(長崎市)

(写真1=樺島灯台から見た野母埼。本土最西端である) 本土最西端は長崎港への玄関口 九州を鉄道で巡る岬への旅。3日目に宮崎から吉都線、肥薩線、鹿児島本線、長崎本線と乗り継いで長崎に到着した。途中、寄り道をしたからでもあるが、大半が鈍行ばかり…

九州最東端鶴御崎(大分県佐伯市)

(写真1=200メートルもの断崖絶壁の上に建つ鶴御埼灯台) 豊後水道を望む要衝の岬 九州を鉄道で巡る岬への旅2日目の続き。初めの佐賀関半島関埼灯台からはそのまま続けて鶴御崎を訪れた。 7月23日。関崎から向かうと、臼杵湾、津久見湾、佐伯湾と跨…

関崎と関埼灯台(大分市佐賀関半島突端)

(写真1=岬の中腹にある展望台から見た関埼灯台と豊予海峡) 豊予海峡を望む絶景の岬 九州を鉄道で巡る岬への旅2日目は、大分県にある二つの岬を巡った。 7月23日、まずは関崎へ。佐賀関半島の突端に位置し、所在は大分市にあたる。由来はわからないが…

部埼灯台(北九州市企救半島突端)

(写真1=周防灘に面し多数の船舶が往来する関門海峡に臨む部崎灯台) 関門海峡の東側入口を照らす 昨日まで4日間にわたって九州を旅行した。期間中、博多、小倉、大分、宮崎、都城、人吉、八代、鳥栖、長崎とほぼ九州を一周し、鉄道による岬への旅を楽し…