ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

いよいよ函館へゴール

(写真1 森駅から見た駒ヶ岳と左に噴火湾) 最長片道切符の旅北海道版第5日最終日 森では駅前のホテルに泊まったらちょうど夏祭りの最中だった。旭川では神輿が出ていたし、稚内では花火大会だったし、このたびの旅では時節柄各地で夏祭りに遭遇した。 最…

ひたすら函館本線で小樽から長万部、森へ

(写真1 小樽駅4番線で発車を待つ倶知安行き列車) 最長片道切符の旅北海道版第4日 小樽には寿司屋通りがあるというほどに寿司屋が多い。何でも100軒ほどもあるらしい。全般に北海道にはうまい寿司屋が多いが、私の好みで言えば小樽のほか釧路、函館と…

室蘭線-千歳線-函館線

(写真1 室蘭本線が発着する岩見沢駅) 最長片道切符の旅 北海道版第3日 岩見沢に泊まったのは6年ぶり二度目。当地には申し訳ないが、格別の観光スポットがあるわけでもないのにまさか岩見沢に再び泊まろうとは思いもよらなかった。 その理由は、初めての…

網走-釧路-新得-富良野-旭川-岩見沢

(写真1 海に最も近い駅北浜.。左がオホーツク) 最長片道切符の旅 北海道版第2日 網走では、駅の真正面にあるホテルに泊まった。ところが、網走というところは、飲食店街は離れていて、駅の周辺にはほんとうに少ない。網走も肴はうまいということは知って…

最北端の稚内からオホーツクの網走へ

(写真1 稚内駅ホームで最長片道切符北海道版出発の記念撮影) 最長片道切符の旅北海道版第1日 稚内には前日の内に入っておいた。旭川から鉄路で到着したのだが、本当は空路稚内空港に降り立ち、稚内駅は処女のようにとっておきたかったのだが、航空便は希…

最長片道切符の旅 北海道版

(写真1 稚内→函館間が最長となる片道切符=使用開始前の状態) 稚内から函館へ一筆書き1,492.1キロ [序曲] 昨日9日まで1週間にわたり北海道に旅行した。このたびの旅行では、北海道内を一筆書きに最長片道切符で巡った。5日に稚内を出発し9日に…

灯台紀行:門脇埼灯台と城ヶ崎海岸

(写真1 門脇吊橋の手前から見た門脇埼灯台) サスペンスドラマの舞台 城ヶ崎海岸は伊豆半島中部の相模湾に面した風光明媚な海岸。海岸線は、溶岩が海の浸食によって削られた絶壁が9キロにもわたって連なっている。 伊豆急の城ヶ崎海岸駅が最寄り駅。駅舎…

灯台紀行:爪木埼灯台

(写真1 須崎半島突端に立つ爪木埼灯台) 伊豆半島南東須崎に立つ 相模湾と駿河湾を分かつ伊豆半島にあって南端は石廊崎灯台であり、下田港沖合10キロほどのところににある神子元島灯台とともに大きな道標だとすれば、爪木埼灯台は伊豆半島南東の須崎半島…

カブース同士

(写真1 友人のスミスと) アメリカの俗語 アメリカから友人のスミスが来日して会食した。 ファーストネームでスティーヴと呼び合うもう三十数年来のつき合いで、お互いに往来してほぼ毎年のように会ってきた。ただ、ここ数年来は二人とも現役を退いたから…

兵庫県川西市のヨ14047

(写真1 喫茶店ジャーニーとして使われていたヨ14047) シリーズ車掌車を訪ねて 阪急宝塚本線川西能勢口駅から徒歩7、8分というところか、駐車場の入口付近に車掌車が置かれている。通りから見えるのだが、何か様子がおかしい。ここはジャーニーとい…

王子動物園のヨ6692とヨ14542

(写真1 SLに牽引されて2両の車掌車が連結されている) シリーズ車掌車を訪ねて 神戸市立王子動物園は、阪急神戸本線王子公園駅から西へ徒歩2分。神戸市灘区王子町所在。なかなか大きな動物園で、ジャイアントパンダやコアラもいる。 正面ゲートから入…

灯台紀行:江埼灯台

(写真1 夕陽を浴びる江埼灯台) 明石海峡を照らす 江埼燈台は、淡路島で明石海峡に面して立つ灯台。対岸は明石で、海峡は最狭部は幅がわずかに3.6キロ。大阪湾と播磨灘を分かつところであり、海上交通量が非常に多い。 淡路島には明石港から旅客船で渡っ…

N響 夏 2019

(写真1 演奏開始直前の客席の様子) ロシアとフィンランド 北国の叙情 NHK交響楽団の演奏会が7月19日、NHKホールで行われた。毎年夏恒例の一般向けの演奏会で、スポンサー岩谷産業。指揮はモスクワ生まれのディマ・スロボデニューク。 今年の演目…

しずくいし夏の音楽祭東京公演2019

(写真1 演奏終了直後の様子) 林智之メモリアルコンサート 7月17日、代々木上原のムジカーザで開かれた。 しずくいし夏の音楽祭とは、岩手県雫石町で毎年8月に開催されている室内楽を中心とした音楽祭で、主宰者自身「おそらく日本で一番小さな音楽祭…

燈台巡廻を通じて近代日本を支えた明治丸

(写真1 シンポジウムの模様) 海洋大でシンポジウム 海の日の7月15日、東京・越中島の東京海洋大学で「燈台巡廻を通じて近代日本を支えた明治丸」と題して第18回明治丸シンポジウムが開催された。 シンポジウムでは4件の講演が行われ、このうち、庄司…

忍者線の伊賀鉄道

(写真1 伊賀線の中心上野市駅の高台に建つ上野城の天守閣) 全鉄道全線全二周踏破に向けて 伊賀鉄道は、近鉄大阪線の伊賀神戸駅(いがかんべえき)とJR関西本線の伊賀上野駅間を結んでいる。 近鉄から伊賀鉄道に乗り継ごうと伊賀神戸駅に降り立つと、簡…

全鉄道全線全二周踏破に向けて

(写真1 全鉄道全線踏破を達成した島原鉄道加津佐駅で。2007年11月3日) 阿呆か気違いか 岬が好きで、全国の岬を訪ね歩いてきた。岬は辺境にあることが多いから、鉄道も随分と隅々まで乗ってきた。 そんなあるとき、宮脇俊三さんの『時刻表2万キロ…

グループSUN展

(写真1 会場の様子) 祖母から娘へ孫へ 東京・銀座の兜屋画廊で開かれている。10日の初日に駆けつけたが大変にぎわっていた。 グループSUNとは、三浦千波さんとその家族に同郷同窓の仲間3人が加わったにぎやかな構成。 特にびっくりしたのが三浦さん…

三岐鉄道丹生川駅の貨物鉄道博物館

(写真1 貨物鉄道博物館のワフ21120緩急車) シリーズ車掌車を訪ねて 貨物鉄道博物館は、三岐鉄道三岐線丹生川駅(三重県いなべ市)に隣接してある。2003年の開館で、貨物専門としては日本で初めての鉄道博物館。運営はNPO法人で、運営資金は寄…

愛環保見駅のヨ6745

(写真1 愛環保見駅の高架脇にあるヨ6745車掌車) シリーズ車掌車を訪ねて 愛環(愛知環状鉄道)は、東海道本線岡崎駅と中央本線高蔵寺駅を結ぶ第三セクター鉄道路線で、名古屋東部の外環線となっている。 保見駅(愛知県豊田市)は、愛環で豊田圏の駅…

車掌車に魅せられて

特集 車掌車小全 (写真1 ヨ8000形車掌車の車内。執務用テーブルと椅子、右奥に長椅子とテーブル、中央にストーブ、右手前にトイレが配置されている。真岡鐵道真岡駅構内で) 究極の移動書斎として 私は車掌車に対して格別の憧れがある。ただし、車掌が…

本州最東端魹ヶ埼灯台紀行

特集 私の好きな岬と灯台10選 (写真1 本州最東端に立つ魹ヶ埼灯台) 日本で最も美しい灯台 魹ヶ崎の突端に立って遮るもののない大海原を見ていると、しきりに船舶が往来している。どこから来てどこに向かうのか、何を積んでいるのか、船からは岬に建つ魹…

中村文則『あなたが消えた夜に』

二回読んでも難解 4年前に単行本が刊行された折にすでに読んでいて、このたび文庫化されて再び手に取った。つまり再読と言うことだが、まったく色褪せていなかった。それほど面白いと言うことだが、まずはそのことに自身率直に驚いた。小説は文庫化されて再…

ダイヤモンドクロス遺構

(写真1 西宮北口駅前の公園に保存されているダイヤモンドクロスの遺構) 阪急西宮北口駅 ダイヤモンドクロスとは、鉄道趣味世界で二つの鉄道同士が直角に平面交差することを言う。大変珍しく、現在では路面電車同士ということでは高知市にあり、普通鉄道と…

阪急伊丹線/甲陽線

(写真1 塚口駅で左3号線が伊丹線ホーム。右は本線) 近畿地方の鉄道路線⑫ 伊丹線も甲陽線も阪急電鉄神戸本線の支線的存在。しかも、どちらも、路線距離がわずか2キロから3キロ程度の短い盲腸線。 伊丹線 神戸本線塚口駅から伊丹駅を結ぶ路線。JR福知…

阪神武庫川線

(写真1 本線から乗り換えるための武庫川駅中間改札) 近畿地方の鉄道路線⑪ 阪神電鉄の武庫川駅は、ちょっと面白い駅。阪神本線のホームは、すっぽり武庫川の橋上になっているのだ。ホーム全体が河川の上というのはとても珍しく、武庫川は、尼崎市と西宮市…

伊豆半島旅行

(写真1 スーパービュー踊り子号が停車中の伊豆急下田駅構内) 伊豆急で下田へ 先週は伊豆半島を旅行した。伊豆は何度も訪れているところだが、泊まりがけでゆっくり歩いたのは久しぶり。 まずは東京駅から特急踊り子号で下田へ。伊豆急に直接乗り入れてい…

能勢電鉄

(写真1 山下駅のホームの様子) 近畿地方の鉄道路線⑩ 能勢電鉄は、阪急宝塚線の川西能勢口駅(兵庫県川西市)から妙見口駅(大阪府豊能郡豊野町)を結ぶ妙見線と、途中、山下駅で分岐し日生中央駅(兵庫県川辺郡猪名川町)に至る日生線がある。略称能勢電…

京阪 大阪京都滋賀を結ぶ

(写真1 びわこ浜大津駅前の軌道線の様子) 近畿地方の鉄道路線⑨ 京阪(京阪電気鉄道、京阪電車)は、大きくは大阪から京都を結ぶ京阪線と、京都から滋賀へと伸びる大津線の二つの路線を持つ。 このうち京阪線は、淀屋橋駅-三条駅間を結ぶ京阪本線と三条か…

LEDライトスタンド

(写真1 LED光を放つライトスタンド) 小さいが強い光 友人からもらった。 この友人は、かねてLEDを用いて様々な光の造形に取り組んでいて、大変興味深いものだし、一つ所望していたのだった。 いただいたのは、ドライフラワーにLEDを埋め込んでラ…